水木しげるのげげげ通信



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顕彰像除幕式&87歳誕生日
3月8日、水木は87歳の誕生日を迎えた。この日、誕生日に合わせて境港・水木しげるロードで水木の顕彰像除幕式が行われた。昨年暮れ頃から腰を痛めている水木。
境港に行けるかどうか心配だったが、この日はこの時季の境港とは思えないほどの好天。日差しはぽかぽかと暖かく、水木の誕生日を祝ってくれているような陽気だった。

境港市長さんと水木夫妻 顕彰碑の文言は
「なまけものになりなさい」
終わった後は水木しげるロードの
「鬼太郎茶屋」で猫をなでなで

水木しげるまたまた受賞!今度はフランス・アングレーム国際漫画フェスティバル 遺産部門賞
1月末に行われたアングレーム国際漫画フェスティバル。2年前に水木は「のんのんばあとオレ」で大賞を頂いたが、今年は「総員玉砕せよ!」で「未来に残したい漫画」という遺産部門で
部門賞を頂いた。「総員玉砕せよ!」は、水木が特に思い入れが深い作品である。「賞」とては朝日賞に引き続いての受賞だが、水木はどちらも同じくらいの喜びよう。
フランスで認められていることは、日本での賞とはまた違う思いがあるようだ。


水木しげる朝日賞受賞!
水木は1月28日、朝日賞を受賞した。朝日賞は朝日新聞社が主催する賞。水木の他に沢地久枝氏、別役実氏、大隅良典氏が受賞した。水木のスピーチは、このような厳粛な
授賞式でも「水木節」全開。「・・・何をしゃべるんですか?」からはじまり「受賞の喜びって言ったって・・・。わたしゃ喜びって言うと南方の土人のことを思い出すんですよ」などなど、
いつもと同じ水木のペース。荒俣宏氏も壇上でスピーチを助けて下さり、会場はますます笑いに包まれた。

朝日新聞社社長より賞を頂く 荒俣氏と共にスピーチ

水木が元気になりました!(12月10日)
この頃水木がとても元気だ。というのは、他でもない!妻が帰ってきたからなのだ。
水木の妻、布枝は先週まで股関節の手術のため5週間入院していた。その間、水木は週に1〜2度お見舞いに行っていたが、家では「お母ちゃんがいないと家の中から太陽が
消えたようだ・・・」「腕をもう一本もがれたようだ・・・」とため息ばかり。
若い頃は一人でも平気だった水木だが、「歳をとるとこんなにも夫婦が一心同体になるものか」と皆驚いた。
手術が成功して元気に帰宅した妻。水木の表情は穏やかになり、今度は「おかあちゃんを歩かせにゃいかん」とリハビリにも付き合う様子。
夫婦揃って元気に年を越せそうだ。


秋深し・・・(10月28日)
総員玉砕せよ!のフランス語版が出版された。フランスから送られてきたそれを眺めていた水木。お茶の時間になってもなんだか寡黙だ。
「補聴器を新調して会話もよく聞こえるようになったのにどうして・・・?」と聞くと、「戦争で死んだもんやち(死んだ人たち)のことを考えちょった・・・」と言う。
このところめっきり秋らしくなってきた。水木もちょっとセンチメンタルな気分になったらしい・・・。

(補聴器は高級品で、装用感もいいようで水木は喜んで毎日つけている。ついでに最近眼鏡も
新調して、喜んでいたのだがどこに置いたのか紛失してしまった。
眼鏡をかけた顔はきりりと引き締まって良かったのだが・・・)

水木、絵を描く
(8月20日)
この夏も暑い。この夏、水木はイベントに出掛けることを控えた。昨年まで境港の「妖怪そっくりコンテスト」、角川書店主催の「世界妖怪会議」などに出席していたのだが、今年はない。
(ナゴヤドームでの角川書店主催のイベント、8月29日に新橋で行われる鳥取県アンテナショップオープニングイベントには出席)
86歳になって、暑さもひとしお堪えるようだ。
けれども室内では、エアコンが寒く感じるので鬼太郎ちゃんちゃんこを愛用している。
先日仕事で大きな絵を、墨と朱墨のみをつかって筆で描いた。水木は楽しかったようで、とても良い出来に仕上がって満足げ。まだまだ水木の画力は冴えてます!

思いがけない方に・・・(8月20日)
水木を応援して下さる方は、各界の思いがけないところにいらっしゃる。先日もさかなクン、中川翔子さんが来られた。お二人とも水木の大ファンで、絵がとても上手。
水木の作品の絵を何も見ずに、ソラで信じられないくらい上手に描かれる。水木も「上手だ!」と素直に驚いていた。

さかなクン。テレビで見る通りのテンションの
高さ。水木「あんたの熱気に倒されそうだ!」
しょこたん。とても言葉遣いが丁寧。
「ギザカワユス」なんて一言もなかった

隠岐への旅(6月13日)
水木はまたまた隠岐に出掛けた。今回はテレビの仕事である。昨年行われた武良祭りの会場に水木のブロンズ像が設置されることになりそれについての相談も兼ねてだ。
「隠岐に行くと気持ちが落ち着くね。ブロンズ像ができたらまた行くよ!」と隠岐のことになると積極的になる水木だ。
今回は昨年見つかった「ねずみ男岩」も船に乗って見に出掛け、隠岐滞在を楽しんだ。

武良郷の方々が「水木しげる先生お帰りなさい、武良へ」と書かれた横断幕を持って登場。
最近、ちょっとやそっとのことでは心を動かされることがない水木だが、
この出迎えは本当に嬉しかったようだ。
「これはこれは・・・!」と満面の笑みを浮かべていた。

美保関、遠野、隠岐への取材旅行(5月23日)
最近水木は、珍しく月1回ペースで取材旅行に出掛けている。高齢になり出掛けるのが億劫になりがちな水木だが、出掛けるとその土地からパワーをもらうらしく、とても元気になる。
4月には角川書店の面々、京極夏彦氏らと島根県美保関にある美保神社へ、5月には岩手県遠野市へ、そして6月には島根県の隠岐へ。
元気な水木を見るのは皆、とても嬉しい。この夏も水木はガンバリマス!

美保神社の船の上での神事。中央の
白いマフラーが水木。後ろは京極氏
遠野で。オシラサマ

メガマック(4月7日)

水木は新聞のチラシの中からマクドナルドのクーポンを見つけた。その中でひときわ大きく写真が出ていた「メガマック」を見て、次女の悦子に一言。
「お父ちゃん、これが食べタイ」 
これには皆びっくり・・・!水木はマックのハンバーガーを食べたいと言ったことなどなかったから・・・。
水木の弟のマネージャも「オレもハンバーガー久しぶりに食ってみるか!」と言うので、買ってくることにした。
初めてのメガマックを水木は上下2段に分けてかぶりついた。そして一言
「うまい。お父ちゃん、明日の昼飯もこれにスル」
意外だ・・・。よほど気に入ったらしい。


「なかなかええわ。揚げたイモもうまい」


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